宗教団体「エホバの証人」の2世信者を支援する弁護士から、エホバの証人の禁止事項が指摘されている件で、その中の1つである「輸血禁止」の理由はなぜなのかをまとめています。
「エホバの証人」の輸血禁止の元になっているのは旧約聖書なのですが、その驚愕の内容も紹介しています。
詳細はこの後にまとめていますので、ぜひ本文へお進みください。
エホバの証人が輸血禁止にする理由はなぜか|旧約聖書の驚愕の内容とは
エホバの証人がなぜ輸血禁止するのか、その理由は赤十字病院の資料にエホバの証人の患者に関する取り扱いと見られる資料があり、次のように記載がありました▼
エホバの証人が輸血禁止にする理由はなぜかというと、旧約聖書の教えに「『血』は生き物の命」とあるため摂取することは禁止されており、エホバの証人はそれを輸血にも当てはめているからです。
過去には輸血をすれば助かる子供がいたにも関わらず、エホバの証人の信者である母親が輸血禁止の決まりを守り、その子供は命を落としてしまうという痛ましい出来事もありました。
そのため、赤十字病院などではエホバの証人信者の対応を取り決めるため、上記の取り扱い資料があると考えられます。
なお、実はエホバの証人が輸血禁止にする理由となった旧約聖書では、血だけではなく肉の脂も摂取禁止となっていますが、肉自体は食べても問題はないそうです。
どういうことなのかは、次で紹介するエホバの証人が輸血禁止にする理由となった旧約聖書の内容をご覧ください。
エホバの証人の輸血禁止の元になった旧約聖書の内容とは
エホバの証人の輸血禁止の元になった内容は、旧約聖書の「レビ記第17章」に書いてあります。
その内容は下記のようになります。
イスラエルの家の者であれ、彼らのもとに寄留する者であれ、血を食べる者があるならば、わたしは血を食べる者にわたしの顔を向けて、民の中から必ず彼を断つ。
生き物の命は血の中にあるからである。
わたしが血をあなたたちに与えたのは、祭壇の上であなたたちの命の贖いの儀式をするためである。
血はその中の命によって贖いをするのである。
それゆえ、わたしはイスラエルの人々に言う。
あなたたちも、あなたたちのもとに寄留する者も、だれも血を食べてはならない。
イスラエルの人々であれ、彼らのもとに寄留する者であれ、食用となる動物や鳥を捕獲したなら、血は注ぎ出して土で覆う。
すべての生き物の命はその血であり、それは生きた体の内にあるからである。
わたしはイスラエルの人々に言う。
いかなる生き物の血も、決して食べてはならない。
すべての生き物の命は、その血だからである。
それを食べる者は断たれる。
つまり、旧約聖書には「血は生き物の命」であるため埋葬しなければならない、という教えがあるのです。
したがって、エホバの証人では「血を弔わずに体内に入れるのはとんでもないことだ」という理由で、輸血禁止となっています。
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【まとめ】エホバの証人が輸血禁止にする理由はなぜか|旧約聖書の驚愕の内容とは
今回はエホバの証人が輸血禁止にする理由はなぜなのかをまとめました。
エホバの証人が輸血禁止にする理由はなぜなのかというと、旧約聖書で「血は生き物の命」という教えがあり口にすることは許されていないのですが、エホバの証人では輸血も同様に捉えているからです。
政府は「輸血を禁止するのはネグレクト」と取り決めていますので、今回の「エホバの証人」の2世信者の訴えで、少しでも助かる命が増えることを願ってやみません。