2022年3月9日発売の週刊文春で、「蜜月」や「ハザードランプ」の監督を務める榊英雄さんに関する不祥事疑惑が報道されています。
このニュースが報道されて、現在公開を控えている映画がお蔵入りになってしまうことが心配でたまらないのですが…
そこで今回は2022年4月15日に公開が予定されている「ハザードランプ」が公開中止になる可能性について解説していきます。
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映画・ハザードランプ榊英雄監督の不祥事が週刊文春に掲載
2022年3月9日の週刊文春で、榊英雄監督の性行為強要疑惑が報道されています。
榊英雄監督は週刊文春の取材に、肉体関係を持ったことはあると認めているものの、強要したことはないと話しています。
→2022年3月10日に、榊英雄監督が週刊文春の報道内容を概ね認めました。
しかし今後の展開次第では、「ハザードランプ」が公開中止になる可能性がは十分あり得ます。
そこでこれから過去の事例を踏まえて、ハザードランプがお蔵入りの末、公開中止になる可能性を検証しました。
ハザードランプ(映画)がお蔵入りとなり公開中止になる可能性を検証
これまで紹介した事を踏まえると、映画・ハザードランプが公開中止になる可能性は高いと考えられます。
その理由をこれから解説していきます。
ハザードランプ公開中止の可能性:蜜月が公開中止へ
2022年3月10日に榊英雄監督が週刊文春の報道内容を認めました。
それに伴い2022年2月25日に公開予定だった「蜜月」が一旦公開中止の事態に追い込まれてしまいました。
「蜜月」は公開されるにしても、数か月以上は延期になると考えらえます。
同じような事例として新井浩文さんのやらかしによって「台風家族」は3か月間の延期となりました。
今回はキャストではなく監督の不祥事なので、「蜜月」は下手をするとお蔵入りの可能性も出てきました。
したがって榊英雄監督が関わるハザードランプも、公開延期あるいはお蔵入りとなることはかなり可能性は高いです。
しかし、その一方でハザードランプが「蜜月」とは異なり公開へ踏み切る可能性も残されています。
ハザードランプ公開に踏み切る可能性についても考察
ハザードランプ公開に踏みう切る可能性がある理由としては、映画の配給元が東映ビデオである点です。
東映ビデオは東映の完全子会社です。
ピエール瀧さんのやらかしで公開中止の可能性が噂された「麻雀放浪記2020」は配給元が東映でした。
様々な議論がされた結果、結局「麻雀放浪記2020」はキャストの変更なしで、お蔵入りすることなく公開されました。
この当時、「作品に罪はない」という風潮が強かったことも追い風になったと考えれます。
このように東映にはキャストの不祥事があっても公開するという「実績」があり、それは子会社の東映ビデオでも方針は変わらないはずです。
実際に2022年3月11日の週刊ポストでは、配給元である東映ビデオは「予定通り公開予定」としています。
今後の世論などによって東映ビデオの対応も変わってくると考えられますので、事件の進展や東映ビデオのコメントには注目しておく必要がありそうです。
週刊文春が報じた榊英雄さんの疑惑の内容はかなりエゲツないものですが、このような報道をされて奥さんの和(いずみ)さんが心配ですよね。
そんな和さんが2022年現在何をしているのかをまとめた記事がコチラにありますので、ぜひご覧ください!
不祥事でお蔵入りとなり公開中止となったケース
東映ではキャストの不祥事があっても公開される可能性が高いのですが、他の配給会社ではお蔵入りになったり、公開が延期されるケースもあります。
たとえば、新井浩文さんのやらかしでは出演予定だった2本の映画に影響が出ています。
日活が配給元の「善悪の屑」がお蔵入り、 キノフィルムズが配給元の「台風家族」は公開延期になりました。
また、小出恵介さんのやらかしのケースでは、 ワーナー・ブラザース映画 オフィス北野が配給元の「愚行録」が上演中止となりお蔵入りになりました。
世界を見てみると、監督の不祥事で公開中止の判断は様々でした。
韓国のキム・ギトク監督は女優に性暴力をはたらき、公開予定だった映画がお蔵入り。
「ボヘミアン・ラプソディー」のブライアン・シンガー監督は未成年者へのセクハラで監督をクビになるも、映画は公開されました。
今回榊英雄監督の「蜜月」が公開中止となったことで、「ハザードランプ」も同様に公開中止となる可能性が極めて高くなりました。
今後上映が延期され、「ハザードランプ」が日の目を見ることがあるのか、今から楽しみにしていたファンとしてはとても残念です…
【まとめ】ハザードランプ(映画)公開中止の可能性を検証
今回は榊英雄の不祥事疑惑でハザードランプがお蔵入りとなり、公開中止になる可能性について検証しました。
榊英雄監督の作品で2022年2月25日公開予定だった「蜜月」が公開中止になったことを踏まえると、ハザードランプも同様に公開中止となる可能性が極めて高いです。
しかし、ハザードランプの配給元である東映ビデオは、予定通り公開するとも発言しており、今後の事件の進展が注目されます。