舞台「まんが日本昔話」を巡って権利絡みのメールを関係各所を送付したことが話題になっている、川内文藝事務所の飯沼龍飛代表についてです。
週刊新潮の報道では飯沼龍飛代表が悪者のように書かれていますが、飯沼龍飛代表の言い分を知ると、今回の騒動には現時点で報じられていることとは異なる真相があることが見えてくるのです。
飯沼龍飛代表がなぜメールを送付したのか、本当の理由は本文をご覧ください。
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飯沼龍飛が代表を務める川内文藝事務所とは
まず、今回の本題である舞台「まんが日本昔話」の権利関係のメールを飯沼龍飛代表が関係各所に送付した本当の理由に触れる前に、飯沼龍飛氏が代表を務める「川内文藝事務所」について理解をする必要があります。
「川内文藝事務所」は情報社会となった昨今、川内康範氏についての誤った情報がネット上に氾濫している状況を危惧した、同氏の孫である飯沼龍飛代表が設立した団体です。
そして、「川内文藝事務所」には川内康範氏についての正確な情報を紹介するだけでなく、同氏の知的財産権を管理するという、もう1つの目的があるのです。
なお、「川内文藝事務所」が管理する川内康範氏の知的財産の中には、「まんが日本昔話」は含まれていません。
なぜなら、「まんが日本昔話」は川内康範氏と愛企画が制作したもので、愛企画に著作権があるからです。
以上のような「川内文藝事務所」が川内康範氏の知的財産権を管理する、という目的を持っていることを頭の片隅に置きながら、飯沼龍飛代表がなぜ舞台「まんが日本昔話」について口出しをするようなメールを送ったのか、本当の理由について読み進めてください。
飯沼龍飛が舞台「日本昔話」にかかるメールを送付した本当の理由はなぜか
飯沼龍飛代表が舞台「日本昔話」のメールについては、「川内文藝事務所」のホームページで飯沼龍飛代表が反論文を掲載しています。
それによると、飯沼龍飛代表がメールを送った本当の理由は、「『まんが日本昔話』のクレジットに『川内康範』の名前を載せてほしい」という「お願い」が目的なのです。
川内康範氏は晩年「まんが日本昔話」を制作した愛企画とは仲違いしており、それゆえ愛企画は「まんが日本昔話」のオープニングから川内康範氏の名前を消してしまったのです。
週刊新潮の報道では、舞台「まんが日本昔話」にかかる飯沼龍飛代表のメールについて、以下のように報じられています。
今回の騒動はまるで“自分たちにも舞台の分け前をくれ”と主張しているように見えてしまいますね
上記は舞台「まんが日本昔話」のプロデューサーの談ですが、実は飯沼龍飛代表がメールを送ったのは本当の理由があり、川内康範氏の名誉を守りたいという思いがあったのです。
舞台「まんが日本昔話」のプロデューサーの話は、裏付けはなく決して推測の域を出るものではありません。
したがって、飯沼龍飛代表の行動が「お金目当て」とする見解は勘違いである可能性は十分考えられます。
飯沼龍飛代表はこれまでのメールのやり取りをすべて保存しているとのことで、今後飯沼龍飛代表と「まんが日本昔話」のいざこざは二転三転あるのかもしれません…
【まとめ】飯沼龍飛がメールを送った本当の理由はなぜか【舞台まんが日本昔ばなし】
今回は舞台「まんが日本昔話」の権利関係を巡って、飯沼龍飛代表が関係各所にメールを送信した本当の理由についてまとめました。
飯沼龍飛代表が舞台「まんが日本昔話」になぜ嚙みついたのかというと、同作品のクレジットに川内康範氏の名前を入れてほしかった、という「川内文藝事務所」の代表としてのお願いが、本当の理由としてありました。
週刊新潮では、舞台「まんが日本昔話」サイドからのみ報じていますが、今後飯沼龍飛代表の言い分も踏まえた記事が出て、事態は変わっていくのかもしれません。