JFAハウス売却理由はなぜか【経営難による日本サッカー協会倒産の可能性が話題に】

日本サッカー協会(JFA)が所有するJFAハウスが売却されることが報道されて話題になっています。

日本全体が不景気に悩まされる中、「ついに日本サッカー協会(JFA)も倒産の可能性が…」と心配の声も上がっていますが、実際のところはどうなのか気になりますよね。

そこで今回はJFAハウスの売却理由がなぜなのかを、JFAの現状を踏まえて解説していきます。

また、JFAの移転先がどこなのかについても言及しています。

日本サッカー協会がJFAハウスを売却

2022年3月15日、日本サッカー協会がJFAハウスを売却することを発表しました。

日刊スポーツより

JFAハウスの売却額は100億円を超えると言われており、大きな話題となっています。

人によっては「JFAハウスを売却しなければならないほど、日本サッカー協会は倒産の危機にあるのか」と思う人もいるのではないでしょうか。

そこでこれから日本サッカー協会がなぜJFAハウスを売却したのか、その理由を解説していきます。

日本サッカー協会がJFAハウスを売却した理由はなぜか

日本サッカー協会がJFAハウスを売却した理由は、公式では赤字が理由ではないとして、次のように発表しています。

現状オフィス使用率が20%程度の上に、今後の修繕費に14億円かかるため

JFAが公式に発表した上記の理由について、これからJFAが発表している内容の裏付けをしていきます。

JFAハウスはテナントが入っておらず収益は見込めない

JFAハウスの2022年3月時点のテナント状況を調べたところ、ビル内に入っている他企業は次の2社のみであることがわかりました。

  • アスカ美装株式会社・東京支店(4Fの一部)
  • 西鉄旅行株式会社・東京法人支店(5F)

JFAハウスは地下3階から11階までの大きなビルですが、ご覧のとおりテナントからの収入もほとんど見込めない状況です。
JFAの2022年の予算書を見ると、テナント収入は1億6千万円で予算全体の1%未満でした。

JFAハウスの地下はサッカーミュージアム、7階以降はサッカー連盟関係の事務所となっており、他の階は空きスペースとなっていると言われています。

このことからもJFAが説明する「オフィス使用率が20%程度」というのは本当で、ビルの修繕費を考慮すると割に合わないというのも間違いなさそうです。

JFAの2022年予算を見ると倒産の可能性は低いか

さらにJFAの2022年の予算書を見ると、期末残高(2022年12月)時点の予想では180億円近い資金があることがわかります。

このことからもJFAは資金が潤沢にあり、倒産する可能性は低いと判断できます。

なお、JFAの2022年予算書はコチラのリンクから見れますので、気になる方はご覧になってみてください。

>>JFAの2022年予算書はコチラから(PDF)

日本サッカー協会(JFA)の移転先はどこか

日本サッカー協会がJFAハウスを売却た後の移転先がどこなのかが気になるところですが、候補として千葉県にある高円宮記念JFA夢フィールドが挙げられます。

高円宮記念JFA夢フィールドは幕張海浜公園内に建設され2020年に完成した施設です。

JFA.jpより

JFAの公式ホームページによると、高円宮記念JFA夢フィールドのクラブハウス内には職員の事務所もあり、移転先としては申し分ありません。
むしろJFAハウスの売却は数年前から決まっており、高円宮記念JFA夢フィールドはJFAの新たな移転先として建設された可能性もあります。

都心からも近く、さらに新しい施設ですので修繕費もそれほど必要ないことから、移転先に他の物件を選択するメリットがないため、近々高円宮記念JFA夢フィールドへの移転が発表されるかもしれませんね。

【まとめ】JFAハウス売却理由はなぜか?経営難による日本サッカー協会倒産の可能性は

今回は日本サッカー協会が本拠地であるJFAハウスを売却した理由について解説しました。

倒産の可能性も噂されましたが、JFAの財務状況から見てもそのような心配は当面ないと考えられ、公式に発表しているオフィス使用率や修繕費に起因する理由であることは間違いないと考えられます。

JFAは「節約した分は日本サッカー界のために還元していく」ともコメントしていますので、今回のJFAハウスの売却は前向きなものであると言えます。

今後のJFAの活動に期待したいですね!