オリンピックのスポンサーに、KADOKAWAを選定させるように圧力をかけていたという疑惑が報道がされている森喜朗元総理。
その裏にはKADOKAEAとスポンサー枠を争った、講談社と森喜朗元総理の確執があったとされています。
森喜朗元総理が講談社について”相容れない”と毛嫌いしている理由がなぜか…
それは森喜朗元総理と講談社の20年以上にも渡る因縁があったのです。
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森喜朗元総理と講談社に何があった?確執の理由はなぜか
森喜朗元総理と確執関係にある講談社の間には何があったのか──
それは、講談社がFRIDAYや週刊現代といった、いわゆる”ゴシップ系”の週刊誌を出版していることが大きく関係していると考えられます。
実は森喜朗元総理は2000年頃からFRIDAYに様々な疑惑を報じられており、例えば、2000年に当時衆議院議員だった森喜朗元総理の犯罪歴について、FRIDAYにスクープを報じられたことがあるのです▼
その他にも、2010年に亡くなった森喜朗元総理の長男・森祐喜さんのスキャンダルもFRIDAYに報じられたことがあるという情報もあります▼
森喜朗氏は「フライデー」や「週刊現代」に自身や息子のことを報じられた過去がある。だからスポンサーにすることは「絶対に認めない」。組織委トップからこうした「天の声」が出た結果、講談社は外れ、KADOKAWA一社だけが選定された。ーー会長としての仕事に明らかに私憤が入り込んでいる。
— 村井弦|文藝春秋 (@Murai_Gen) September 7, 2022
なお、講談社を嫌っているのは森喜朗元総理だけではなく、森喜朗元総理の妻も同様に講談社を目の敵にしています。
講談社がオリンピックのスポンサーに名乗りを挙げたと知るや、森喜朗元総理の妻は講談社に抗議へ行ったことが報じられています。
FRIDAYが報じている内容について森喜朗元総理は否定していますが、このように森喜朗元総理はFRIDAYに何度も議員生命が脅かされてきたり、家族のプライベートを暴露されてきたのです。
したがって、なぜ森喜朗元総理と講談社の間に確執があるのか、それはFRIDAYの発行会社である講談社を、森喜朗元総理が目の敵にしている背景が理由になっていると考えられます。
森喜朗元総理が秩父ラグビー場に自身の銅像を建てようとしているのはご存知でしょうか?
現在森喜朗元総理は銅像を建てるための資金の募金を始めていますが、実はそれほど高いものではなく、森喜朗元総理くらいであれば「自腹切れ」レベルなのです…。
詳細は下記記事でまとめましたので、ぜひご覧ください!
講談社の確執とは対象的にKADOKAWAと親密な関係を築く森喜朗
そんな講談社との確執とは対象的に、森喜朗元総理はKADOKAWAとは親密な関係を気づいてきました。
KADOKAWAも出版業者ではありますが、その内容はザテレビジョンや実用誌、コミックといったものが中心で、講談社とはまったくジャンルが異なるのです。
したがって、KADOKAWAは森喜朗元総理にとっては人畜無害の存在であるためネガティブな感情を持つことはなく、オリンピックのスポンサーとしては申し分ない企業だったと言えます。
さらに、森喜朗元総理はKADOKAWAの社長と懇意にしていることが明らかとなっています。
KADOKAWAの社長である角川歴彦氏が発足させた「遣唐使船再現プロジェクト」の出港前夜祭で、森喜朗元総理が乾杯の挨拶をしているのです▼
このように、森喜朗元総理は講談社とは深い確執がある一方でKADOKAWAとは親密にしてきた経緯があり、週刊文春が報じているスポンサー選定に森喜朗元総理が関与していたとされるスクープは客観的に見るとかなり信憑性は高いと言えます。
森喜朗元首相が逮捕されないため、世間では”上級国民”と揶揄されています。
しかし、森喜朗元首相が”上級国民”となったのは、検察側が一役買っている可能性が炙り出されたのです…!
詳細は下記記事でまとめましたので、ぜひご覧ください。
【まとめ】森喜朗と講談社の確執理由はなぜか|”相容れない”発言の裏に何があった?
今回は森喜朗元総理と講談社の確執理由はなぜなのかを紹介しました。
森喜朗元総理と講談社の間に何があったのかというと、2000年頃から森喜朗元総理は何かとFRIDAYに記事をすっぱ抜かれており、それが原因で確執ができたと考えられます。
FRIDAYの内容は森喜朗元総理の議員生命を脅かすものだったり、息子のスキャンダルを追求するもので、森喜朗元総理にとってFRIDAYを発行する講談社は憎い存在だったと考えられます。
その一報で、人畜無害なKADOKAWAと森喜朗元総理は親密な関係にあり、週刊文春が報じるように、オリンピックのスポンサーに関するスキャンダルはかなり真実味を帯びてきたと言えます。
国会議員を辞めてなお世間を騒がせる森喜朗元総理が今後どうなっていくのか、まだまだ目が離せません。@