羽生結弦さんのアイスショーが開かれる青森県八戸近辺のホテルである「ホテルセレクトイン八戸中央」を経営する、中村比呂志社長の学歴についてまとめました。
中村比呂志社長は埼玉大学大学院が最終学歴なのですが、当初は高卒で働くなど、ストレートで大学院へ進学したワケではありません。
また、中村比呂志社長が埼玉大学大学院を選択した理由からは、どこの大学にいくかはそれほど重要ではないことに気付かされ、学歴社会に一石を投じるような考え方をされていることが覗えます。
詳細はこの後にまとめていますので、このまま本文へお進みください。
中村比呂志社長の最終学歴は埼玉大学大学院
ホテルセレクトイン八戸中央を経営する中村比呂志社長の最終学歴は、冒頭でも紹介したように埼玉大学大学院です。
中村比呂志社長は埼玉大学大学院の「東京ステーションカレッジ」に通い、そこで経営を学びました。
実は中村比呂志社長は、都内の公立高校卒業後は民間企業に就職しており、大学には進学していません。
その理由は、大学進学を考えていた中村比呂志社長に、父親が「目的のない進学は許さない」と言われたからです。
父親の言葉に従ったのは、当時の中村比呂志社長にやりたいことがなく、反論の余地がなかったからと考えられます。
就職を経て、大学進学を諦められなかった中村比呂志社長は埼玉大学大学院で経済学を専攻します。
埼玉大学大学院で中村比呂志社長は経営の基礎を学んだといいます。
具体的には、ある事象を展開して最終的に何をすべきなのかを見出す、いわゆる「先を見通す力」です。
中村比呂志社長は、埼玉大学大学院で学んだことが現在の経営にも活かされている、とも発言しています。
そんな中村比呂志社長、実は埼玉大学大学院の入学前は、同校に強い思い入れがあったわけではありません。
次は、中村比呂志社長が埼玉大学大学院を最終学歴に選んだワケについて紹介していきます。
ホテルセレクトイン八戸中央が羽生結弦さんのアイスショーで10万円超えの宿泊料を設定したと炎上しています。
しかし、中村比呂志社長の経歴を踏まえると、決して考えもなしに値上げしているわけではなく、”適正価格”を設定していることが見えてくるのです。
詳細は下記記事でまとめましたので、ぜひご覧ください!
中村比呂志社長の最終学歴が埼玉大学大学院のワケ
中村比呂志社長は埼玉大学大学院を最終学歴に選んだ理由に、次のことを挙げています。
- 父親を超えたかった
- 通いやすかった
中村比呂志社長の父親は、映画監督で「麻雀放浪記」や「マルサの女」の作品で日本アカデミー賞を受賞した中村州志監督です。
千葉大学出身の中村州志監督ですが、その父親に大学進学を許されなかった中村比呂志社長には、「見返したい」という反発心が少なからずあったと考えられます。
そして、「父親を超えたい」というのは偏差値といった小さな話ではなく、中村比呂志社長は「大学卒業後に何を成し遂げるのか」という大きなスケールで物事を考え、映画監督として大成した父親以上の活躍をするために経営者を志したのではないでしょうか。
また、中村比呂志社長は進学先を決めかねている矢先に埼玉大学大学院が東京駅前に移転してきて通いやすかった、ということも進学先について話しています。
このことから、中村比呂志社長は大学院への進学を考えていたものの、具体的な大学院は決めていなかったことが覗えます。
結果的に中村比呂志社長は埼玉大学大学院で、現在も活かされている経営の考え方を学ぶことができました。
中村比呂志社長の生き方からは、学歴はそれほど重要ではなく、進学した大学で何を学ぶかが重要であることを教えてくれている気がします。
【まとめ】中村比呂志社長の最終学歴が埼玉大学大学院であるワケ
今回は中村比呂志社長の学歴についてまとめました。
中村比呂志社長は都内の公立高校を卒業した後は、父親の反対もあり一旦就職します。
しかし、大学進学を諦めることができなかった中村比呂志社長は埼玉大学大学院に進学して、現在の経営にも活きる経営学を学びました。
埼玉大学大学院を選んだのは、父親への反発心と通いやすかったという理由で、中村比呂志社長の生き方からは進学する大学名はそれほど重要ではないことを感じることができるのでした。