ネイマール選手が禁錮2年を求刑された理由についてまとめています。
スペイン現地の報道によると、ネイマール選手はバルセロナ移籍の際にスポンサーを欺いた疑惑が浮上していることが明らかとなりました。
ネイマールが何をしたのかは、この後でまとめていますので本文へお進みください!
Contents
ネイマールは何をした?禁錮2年求刑理由はなぜか
ネイマール選手の不正内容については、日本のメディアでは次のように報じられています。
ブラジルの投資会社「DIS」によると、同社は移籍金の一部を受け取る権利を保有していたが、受け取った額が本来の額よりも少なかった
この点についてさらに詳しく調査すると、ネイマール選手とDISの関係について、スペインのメディアでは次のように記載されていました。
DISはサントス時代からネイマールのプレイヤー権利の40%を取得していた
つまり、ブラジルの投資会社DIS(ネイマール選手の古巣であるサントスの経営パートナー)が移籍金の40%受け取る権利があったはずがそれよりも少ない額しかもらっていない、というのが今回ネイマールが訴えられている理由となります。
ネイマールが何をしたのか不正内容をさらに詳しく解説
さらにネイマールが何をしたのか、不正内容を詳しく解説すると、ネイマールとバルセロナの間には400万ユーロ(現在の価格で約5億5千万円)の契約金が発生していました。
しかし、DISにはその事実は知らされておらず、バルセロナとネイマールは自由競争のルールを破ったとして訴えられています。
なお、ネイマールはバルセロナと契約する前にバルセロナと模擬契約を締結しており、それを足がかりにバルセロナとの契約することとなりました。
カタルーニャ州の2つのサッカークラブとサンパウロの間の契約には、ネイマールのスポンサー企業であるDISとの契約が無視されているという問題が発覚しています。
したがって裁判にかけられるのは、ネイマールに加えてネイマールの両親、バルセロナの元会長2人、ネイマールの古巣であるサントスの監督の5名となっています。
ネイマールの両親も裁判にかけられるのは、ネイマールはファミリー企業を経営しており、移籍の際に関わったためです。
なお、裁判は2022年10月17日から10月31日までの間に7回も行われることになります。
カタールワールドカップが始まるのは2022年11月からですので、仮にネイマール選手が釈放されたとしても、フィジカル的な調整だけではなく精神面にも悪影響があると見られ、判決がどちらに転んでもネイマール選手にとってはマイナスの事件となるのは間違いありません。
ネイマール選手の2022年ワールドカップ出場はどうなるのでしょうか?
実はネイマール選手が有罪判決になったとしてもかなり高い確率で影響はないと見られています。
その理由は下記記事でまとめていますので、ぜひご覧ください!
【まとめ】ネイマールは何をした?禁錮2年求刑の理由はなぜか話題に【不正の内容】
今回はネイマール選手が禁錮2年求刑の理由はなぜかをまとめました。
ネイマール選手が何をしたのかと言うと、ネイマール選手のスポンサーをしていたDISに対して、契約となっていた移籍金40%の支払いを不履行にしたのが禁錮2年を求刑されたのが不正の内容となります。
さらにネイマール選手とバルセロナ以外にも、カタルーニャ州の2クラブとブラジル時代の古巣であるサンパウロも絡んでおり、ネイマール選手を含めて5名の関係者が裁判にかけられることになっています。
裁判は10月中に終わるものの、ワールドカップの開催まで1ヶ月前という時期での裁判はネイマール選手にとっては最悪の時期となり、仮にワールドカップに出場できるにしても心身ともに完全な状態に持っていくのは難しいと考えられます。
ネイマール選手のスーパープレーを楽しみにしているサッカーファンにとっては残念なニュースですが、ネイマール選手がワールドカップの舞台に立てるように応援していきましょう!