2022年5月8日、中日ドラゴンズの根尾昂選手が2軍の試合で投手として登板したことが大きな話題となっています。
根尾昂選手はプロになってから思うような成績を残せていないことから、今回の登板はピッチャーに転向するのではないかとプロ野球ファンの間でも噂されています。
そこで今回は根尾昂選手が登板した理由を解説するとともに、今後ピッチャー(投手)に転向する可能性があるのかを解説していきます。
中日ドラゴンズのチーム事情を踏まえると、根尾昂選手のピッチャー(投手)転向の可能性は十分あり得る話であることがわかってきました。
根尾昂選手の登板理由はなぜか(動画あり)
根尾昂選手の登板理由は、中日ドラゴンズの立浪和義監督は次のように話しています。
1軍にいたときも練習はしていたので1回やらせてみようというところです。気分転換に投げさせました
なので、今回の登板で根尾昂選手の「即ピッチャー転向」ということはないようです。
しかし、リフレッシュ目的とは言っても根尾昂選手は凄まじいポテンシャルを秘めた選手なので、球団や首脳陣には他の狙いがあったことは十分あり得ます。
例えば、根尾昂選手が今後ピッチャー(投手)として通用するのかを首脳陣が確認したかった可能性があります。
ご存知の方も多いかとは思いますが、根尾昂選手は大阪桐蔭高校時代に、ピッチャー(投手)としても超高校級の選手として知られていました。
そのため、野手として1軍定着を目指す根尾昂選手ですが、「実はピッチャー(投手)の方がプロで成功するのでは?」と首脳陣が考えている可能性もあります。
実際、根尾昂選手は2022年5月8日の試合では失点こそしたものの20球を投げて、150kmに迫るストレートで三振を奪うなど、ピッチャー(投手)として通用するところを見せています。
根尾昂選手はこの試合で1イニングを投げきりませんでしたので、投手(ピッチャー)としての適性を測るために「20球前後」と当初から決められていたのかもしれません。
根尾昂選手がピッチャー(投手)転向の可能性はある?
根尾昂選手がピッチャー(投手)転向の可能性は、十分有り得ると考えられます。
ただし、立浪和義監督は根尾昂選手に対しては野手をやらせる意向を示していますので、根尾昂選手がすぐにピッチャー(投手)転向することはなさそうです。
しかし、立浪和義監督は中日ドラゴンズを強いチームに変えるために改革を行っています。
それは、不動のショートのレギュラーだった京田陽太選手が、不甲斐ないプレーにより2軍降格になったことからもわかります。
したがって、今後「根尾昂選手がピッチャーとしてチームに貢献できる」と立浪和義監督をはじめとした首脳陣が評価すれば、投手転向も十分有り得る話になってきます。
実際立浪和義監督は2022年のキャンプ中に、「根尾はいい球を投げる」と評価しています。
根尾昂選手がピッチャー(投手)として登板することは今後もあると考えられますが、その間隔が狭くなり頻繁に登板するようになった場合、「根尾昂ピッチャー転向」が現実味を帯びることになってきます。
【まとめ】根尾昂選手の登板理由はなぜか|ピッチャー(投手)転向の可能性が話題に
今回は根尾昂選手が2軍戦でピッチャー(投手)として登板した理由はなぜかを解説しました。
立浪和義監督はリフレッシュのためと話していますが、根尾昂選手のピッチャー(投手)としての適性を見たかった狙いがあった可能性も十分考えられます。
また、立浪和義監督が中日ドラゴンズ再建に着手していることを踏まえると、ピッチャーとして1軍で使えると判断されれば、根尾昂選手の投手コンバートも現実味を帯びてきます。
根尾昂選手がプロに入ってから実践で初めてピッチャーとして登板したことで、気持ちが投手に傾いた可能性もあり得ます。
いずれにせよ大阪桐蔭高校時代はスター選手だった根尾昂選手が、プロ野球の世界でも大暴れする姿を見たいと思うファンは多いはずです。
今回の登板により、根尾昂選手の動向が俄然注目されていきそうです。