この記事では立憲民主党がChooseLifeProject(CLP)に1500万円を資金提供(寄付)した本当の理由について解説します。
2021年1月6日に立憲民主党の福山哲郎元幹事長が、CLPに1500万円の寄付を認めたことが話題になっています。
1500万円もの大金を支払うということは立憲民主党に何かメリットがあるのではないかと勘ぐってしまいますよね。
そこで今回は立憲民主党がCLPに1500万円を寄付した真相についてまとめました。
事実に基づいて解説をしていきますが、推測の域を出ない箇所もありますのでその点ご了承ください。
Contents
立憲民主党がCLPに1500万円を資金提供
2021年1月6日に立憲民主党の福山哲郎元幹事長がCLPに、2020年春から半年間にわたって1500万円もの大金を資金提供していたことを公表しました。
福山哲郎元幹事長はその理由を「CLPの活動に共感したため」としていますが、それだけで1500万円もの大金を支出するのは少し苦しい言い訳に聞こえます。
そこで本記事では立憲民主党の2020年当時の状況を踏まえて、どんなメリットがあったのか、真相を考察しました。
立憲民主党がCLPに1500万円寄付した本当の理由について
立憲民主党がCLPに1500万円寄付した本当の理由は次の2つが考えられます。
- 与党へのダメージを狙った説
- 自党へのマイナス報道の抑制説
それでは順番に解説していきます。
立憲民主党寄付の本当の理由:与党へのダメージを狙った説
まず最初に紹介する立憲民主党がCLPに1500万円寄付した本当の理由は、安倍政権へのネガティブイメージを植え付けたかったのではないか、という説です。
CLTへの資金提供は2020年春から半年間かけて行われてきました。
その頃の国会の質問を見てみると、「桜を見る会」についての質問が多く見受けられ、立憲民主党を始めとする野党が打倒安倍政権を目指していたことが伺えます。
また2020年の4月以降はマスク不足が記憶に新しいですが、そこで打ち出された政策が「アベノマスク」でした。
「アベノマスク」については製造元や費用について野党から激しい批判がありましたので、立憲民主党としてはCLPに資金提供することで安倍政権へのネガティブな報道をしてほしい、という狙いがあった可能性があります。
もっとも福山哲郎幹事長は、動画の内容については指示をしていないとコメントしています。
しかし、「CLPが察して政府にとってネガティブな情報を流してくれないかな」という気持ちが、立件民主党どこかにあったとしてもなんら不自然ではありません。
立憲民主党寄付の本当の理由:自党へのマイナス報道の抑制説
次に紹介する立憲民主党がCLPに1500万円寄付した本当の理由は、立憲民主党へのマイナスになる報道抑制を狙ったのではないか、という説です。
立憲民主党の当時の代表だった枝野幸男議員は、安倍晋三元総理から解散を示唆する発言があったことから、2020年は衆議院議員選挙が行われると踏んでいました。
そのため立憲民主党の議席を減らさないように、テレビよりもニュースに切り込んでいくCLPにあらかじめ資金提供しておくことで、自党のイメージを損なわないように牽制した、と見ることもできます。
CLPは立憲民主党から寄付を受けた後に行ったクラウドファンディングで、4000人以上の人から3000万円もの資金を調達しています。
したがって、視聴者から高い支持を受けている背負っているCLPに対して、立憲民主党は資金援助という形で恩を売っておくことで来たるべき選挙に備えたかった、という目論見があった可能性が考えられます。
【まとめ】立憲民主党がCLPに1500万円寄付した真相
今回は立憲民主党がCLPに1500万円寄付をした真相について解説しました。
今回紹介した立憲民主党の寄付の本当の理由は次のとおりです。
- 与党へのネガティブイメージ植え付け
- 立憲民主党へのマイナスになる報道を抑制
今回の騒動で、寄付を受けたCLPの佐治洋さんは代表を辞任することを発表しています。
資金提供をした立憲民主党がどのような説明をするのか、今後注目されます。
CLPについての記事はコチラにもありますので、ぜひチェックしてみてください!