北京オリンピックの女子フィギュアスケートで、ドーピング検査で世界中の話題になっているロシアのワリエワ選手。
しかし、そんなワエリワ選手はSPで1になっていたにも関わらず、フリーの演技で転倒を繰り返したことから、わざと4位になったのではないか(=八百長)と疑う意見もあります。
そこでこの記事ではワエリア選手が八百長でわざと転倒して4位になったと言われている理由について解説していきます。
Contents
ワリエワは八百長でわざと転倒して4位になったと言われる理由
ワリエワ選手が八百長でわざと転倒して4位になったと言われる理由は、次の2つです。
- 試合後のワリエワ選手の発言
- ワリエワ選手に対するコーチの叱責
それでは順番に解説していきます。
ワリエワ八百長疑惑の理由:試合後の本人の発言
まず最初に解説するうワリエワ選手の八百長疑惑の根拠は、試合後のワリエワ選手の発言です。
ワリエワ選手は転倒を繰り返したフリーの演技後に、次のようにコメントしています。
ロシアメディアはミスを連発したワリエワ選手が「皮肉」を言ったと報道しています。
ワリエワ選手は連日報道される自身のドーピングに関するニュースで精神的に追い詰められており、フリーはいつも通りの演技ができなかった、という見方もできます。
しかし、その一方でワリエワ選手が3位以内に入った場合に表彰式は中止になることが確定していましたので、わざと4位になるように演技をした(つまり八百長した)可能性も十分あり得ます。
いずれにせよ、ワリエワ選手にとっては北京オリンピックは良い思い出にはならかったでしょうから、次回は清廉潔白でノビノビと演技をするワリエワ選手を見たいものです。
ワリエワ八百長疑惑の理由:フリー後のコーチの叱責
もう1つのワリエワ選手の八百長疑惑の根拠は、フリーの演技を終えたワリエワ選手に対するコーチの叱責です。
ワリエワ選手のコーチであるトゥトベリーゼさんは、ワリエワ選手に対して次のように叱責しています。
素直にこの言葉を聞くと、頑張った選手に対して鞭打つような言葉を浴びせるコーチに対して「厳しすぎる!」との批判があるのは納得できます。
しかしその一方で、トゥトベリーゼさんの目にはワリエワ選手がわざとミスを連発しているように見えた、という可能性もあります。
素人目にはわからなくても、いつも指導しているトゥトベリーゼさんには無気力に見えたため、厳しい叱責の言葉が思わず出てしまったとも考えられます。
ワリエワは八百長をしてわざと転倒して4位になるメリット
ワリエワ選手が八百長をしてわざと転倒して4位になるメリットは、表彰式の有無が関係してると考えられます。
というのも、先ほども触れましたがワリエワ選手が3位以内(メダル授与資格)に入ると、表彰式が中止になることが決まっていました。
一方、前日のショートプログラムの順位を見ると、1位~4位にワリエワ選手を含めてロシアの選手が3人入っていました。
つまり、よほどのことがない限りロシアの選手が表彰台に上がることはほぼ確定的な状況だったため、表彰式が行られない事態を避けたかった(チームの方針かもしれませんし、個人の判断かもしれません)という可能性があります。
表彰式は国旗の掲揚がありますので、国の威信を誇示するのに絶好の機会となります。
そのような関係から、ロシア選手が表彰台に上がる機会を損失するのは避けたいという思惑があったとも考えれます。
【まとめ】ワリエワは八百長でわざと転倒して4位になったと言われる理由!
今回はワリエワ選手が八百長でわざと転倒して4位になったと言われている件について解説しました。
ワリエワ選手が八百長でわざと転倒して4位になったと言われている理由は次のとおりです。
- 試合後のワリエワ選手の発言
- ワリエワ選手に対するコーチの叱責