黒田東彦総裁は給料(年収)いくらもらってる(2022)?退職金が上級国民級で驚愕だった件

2022年6月6日、日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁から「家計が値上げを受け入れている」と耳を疑う発言があり、大きな話題となっています。

そんな黒田東彦総裁には「世間知らず」、「上級国民」といった批判が集中している状況です。

そこで、国民の認識からかけ離れた発言をする黒田東彦総裁は、給料(年収)をいくらもらっているのかを調査しました。

黒田東彦総裁の年収が驚愕の金額だったのですが、調査の過程で一緒に調べた退職金も負けず劣らずの金額でしたので、あわせて紹介していきます。

黒田東彦総裁は2022年の給料(年収)いくらもらってる?

黒田東彦総裁の給料がいくらなのかは日銀のホームページに記載されているのですが、正直わかりづらいので当記事で詳しく解説していきます。

まず、黒田東彦総裁の給料は下図のように決められており、日銀のホームページ上で公表されています。(「総裁」の行が黒田東彦総裁がもらう給料とボーナスになります)黒川総裁の給料計算表

黒田東彦総裁の給料(俸給)は2,010千円となっていますが、これはおよそ200万円のことです。
また、ボーナスは5,588千円となっており、黒田東彦総裁はおよそ560万円を半年ごとにもらうことになります。

つまり、2022年の黒田東彦総裁は年収をいくらもらってるのかを計算すると、3500万円(給料2400万円+ボーナス1120万円)はもらっている計算になります!

日銀総裁の給料(厳密には俸給と言います)の決め方にはルールがあり、総理大臣などの「特別国家公務員」の給料に連動するようになっています。
2022年は特別国家公務員のボーナスが0.1ヶ月分減となることが国会で決まっていますので、黒田東彦総裁の年収は上記の3500万円よりももらう額は少なくなる可能性はありますが、年収3000万円を切るという事態はまず考えられません

ちなみに日本のトップである内閣総理大臣の年収は、およそ4000万円です。
すなわち、黒田東彦総裁は総理大臣と遜色ない年収をもらっています。

そんな黒田東彦総裁に対して、SNSでは「上級国民」と揶揄する発言が多く見られます。

したがって、冒頭で紹介した黒田東彦総裁の「家計は値上げを受け入れている」発言は、国民目線になれていないことを露呈する結果となってしまいました。

4000万円をもらう黒田東彦総裁は2023年で任期満了で退任となりますが、退職金も「上級国民」さながらの金額でしたのでこの後紹介していきます▼

黒田東彦総裁の退職金の金額が驚愕でまさに「上級国民」だった

黒田東彦総裁の給料(年収)は驚愕の金額でしたが、それをさらに上回るのが退職金です。
黒田東彦総裁は2023年4月8日が任期満了となり、4500万円の退職金を受け取る見込みです。

日銀総裁の退職金の算出方法は次のようになります。

  1. 退職時の給料 × 0.125 × 在職月数
  2. 1に「業績勘案率」0~2を乗じる

まず、黒田東彦総裁の退職金の内、1についてを計算していきます。

黒田東彦の退職時の給料は200万円、在職月数は2013年3月から2015年4月なので、120ヶ月です。
つまり、200万円×0.125×120=3000万円となります。

さらに2についてですが、総裁としての評価で変動する係数となりますが、前任の日銀総裁である白川総裁の例を見ても「1.5」とするのが慣例となっています。

したがって、黒田東彦総裁が退職金をいくらもらうのかをまとめると、3000万円×1.5=4500万円となります。
わずか10年間の任期で4500万円の退職金をもらう黒田東彦総裁は、どんなに擁護しても「上級国民」と言わざるを得ません。

ちなみに黒田東彦総裁は、日銀総裁になる前から生涯年収が10億円を超えていたとも言われています。

黒田総裁は財務省退官時(最終役職は財務官)に推定5000万円以上の退職金を得た後、同省の「天下り指定席」のアジア開発銀行総裁時代には年間約47万8000ドル(在任8年間でざっと4億円)の収入を得ており、官僚時代の総収入(推定4億円)を合わせると生涯収入は推定10億円を超える

NEWSポストセブンより

そんな黒田東彦総裁には、家計を直撃している値上げは微々たるものという感覚があるのかもしれません。

【まとめ】黒田東彦総裁は給料(年収)いくらもらってる(2022)?退職金が上級国民級で驚愕だった件

今回は黒田東彦総裁の2022年の給料(年収)や2023年に支給される退職金がいくらなのかを解説してきました。

黒田東彦総裁は毎月200万円の給料をもらっており、ボーナスを合わせると年収はおよそ3500万円をもらっている計算になります。

また、退職金については慣例通りの計算では4500万円と破格の金額となっており、国民から「上級国民」と言われるのもやむ無しと言えます。

日銀総裁なので給料や退職金が多いのは仕方がありませんが、ぜひとも国民感覚を持った発言を心がけていただきたいものです。