小野寺五典議員が総理大臣になる可能性を検証|有能と評判も過去の不祥事が懸念材料か

防衛大臣を経験した小野寺五典議員が有能過ぎると話題になっています。

そこで、そんな小野寺五典議員が今後総理大臣になる可能性はあるのか、検証した結果をお伝えしていきます。

調査の過程で、小野寺五典議員の不祥事が懸念材料になっていることが見えてきました。

小野寺五典議員は有能と評判!

小野寺五典議員は国会中継やテレビ出演などでたびたびメディアに露出することがあり、そのたびに「有能」という評判が立つ議員です。

有権者だけではなく、テレビでもお馴染みのロバート・D・エルドリッヂ客員研究員も、小野寺五典議員が防衛大臣を退任するときに「一生に一度の防衛大臣だった」という最高の賛辞を送っています。

小野寺五典を有能と褒めちぎったエルドリッジの顔画像

エルドリッヂ研究所より

小野寺五典議員が「有能」と言われるのは、与えられた責務に対して情熱を持って取り組む姿が理由の1つに挙げられます。
それがわかるエピソードを紹介すると、小野寺五典議員の防衛大臣退任式で、涙しながら職員に向かって最後の挨拶をしたことは大きなニュースとなり、有権者の心を打ちました。

そんな有能な小野寺五典議員が、今後総理大臣になる可能性はあるのかを検証していきます。

小野寺五典議員が総理大臣になる可能性について

小野寺五典議員が総理大臣になる可能性については、十分有り得ると考えられます。

しかし、過去小野寺五典議員には「スキャンダル」が報じられたこともあり、そのことも考慮に入れる必要があります。
小野寺五典議員は防衛大臣になる前の2014年に、人材派遣会社パソナの福利厚生施設で「おいしい」接待を受けていたと報道されたことがあります。
小野寺五典のスキャンダルの詳細については日刊ゲンダイで報じられています。
【参考】首相が叱責…ASKAの女に異常接近していた小野寺防衛相

小野寺五典議員が先程紹介したようにたいへん有能な方にも関わらず、2018年に防衛大臣を退任してからは自民党の要職についてないのは、スキャンダルが原因である可能性があります。

小野寺五典議員は2回防衛大臣を務めていますが、いずれも安倍内閣のことです。
1回目はパソナの件が報じられた2014年の辞任ですので、タイミング的に責任を取った形で防衛大臣を退任したことになります。
小野寺五典議員にとっての2回目の防衛大臣は、2017年8月から2018年10月までの間であり、以後菅政権でも岸田政権でも小野寺五典議員は大臣の要職に就いていません。

これはあくまでも可能性の1つに過ぎませんが、過去のスキャンダルが足を引っ張ているため、安倍政権以降は大臣の要職に就けない不遇の扱いを受けていると考えることもできます。

しかし、後小野寺五典議員が総裁選に出馬すれば安倍元総理の支援を受けることができる可能性があります。
安倍元総理と言えば自民党の「安倍派」の会長です。
現在の岸田文雄総理大臣は安倍派の前身である細田派の支援を受けて総理大臣に当選した過去がありますので、小野寺五典議員を安倍元総理が支援する、というシナリオは現実的で有り得る話といえます。(小野寺五典議員は岸田派の議員です)

安倍元総理が小野寺五典議員を高く評価しているのは、2度防衛大臣を任命したことを踏まえると明らかです。

安倍派から有力な総理大臣候補が総裁選に出馬するといった状況になれば、小野寺五典議員が総理大臣になれる可能背は低くなると言わざるをえませんが、総裁選のタイミングや運次第では十分総理大臣になれる実力があると考えられます。

小野寺五典議員は岸田改造内閣でも入閣できませんでした。

世間的には優秀な小野寺五典議員ですが、自民党の「大人の事情」によって入閣できなかった可能性があります。

詳細は下記記事でまとめましたので、ぜひご覧ください!

 

オススメ記事:小野寺五典が入閣しない理由はなぜか?【自民党の大人の事情で落選か】

【まとめ】小野寺五典議員が総理大臣になる可能性|有能と評判も過去の不祥事が懸念材料か

今回は小野寺五典議員が総理大臣にになれる可能性について検証しました。

小野寺五典議員は有能と有権者や有識者からも高い評判を受けている議員ですので、実力的には十分総理大臣になれる議員であると言えます。

しかし、小野寺五典議員は過去に不祥事が報道されていますので、自民党内でその辺りがどのように評価されているのかが総理大臣になれるかの分かれ道になると言えます。

自民党最大会派の会長を務める安倍晋三元総理は、過去2回に渡って小野寺五典議員を防衛大臣にしていることから、その実力を高く評価している節がありますので、タイミング次第では小野寺五典議員が総裁選で安倍晋三元総理を味方に付けて、晴れて総理大臣の座を射止める可能性もあります。

有権者から高い評判の小野寺五典議員ですが、今後は自民党議員の間の評判をどのように高めていくことができれば総理大臣も夢ではないと言えるのではないでしょうか。