【ユンソクヨル大統領】日本への影響はどうなる？四面楚歌で孤立しているとの声も

2022年5月10日に誕生した韓国の尹錫悦(ユンソクヨル)政権。

ムンジェイン政権に代わり、親日と言われているユンソクヨル大統領が就任したことで今後日本への影響はどうなるのかを検証しました。

ユンソクヨル大統領が置かれている状況を踏まえると、かなりの逆風状態で四面楚歌であることがわかってきました。

ユンソクヨル大統領のカツラ疑惑が気になる方はコチラの記事にお進みください

ユンソクヨル大統領が及ぼす日本への影響はどうなる？

親日と言われているユンソクヨル大統領が及ぼす日本への影響がどうなるかを検証した結果、当面は事態が好転することはないと考えられます。

その理由はユンソクヨル大統領が現在置かれている状況を踏まえると、掲げる政策を実行できる環境にないからです。

それは、ユンソクヨル大統領が当選した選挙結果を見ても明らかです。
ユンソクヨル大統領は、対立候補だったイジェミョン大統領との差はわずかに0・73ポイント(得票差25万票)という大接戦でした。
この結果からも、ユンソクヨル大統領の政策が韓国国民の対部分に受け入れられているとは言い難い状況で、ユンソクヨル大統領が改善を目指すと公言している日韓関係についても、同様に賛否両論あると判断することができます。

また、政治を進めていくうえで重要になるのが、国会の議席数です。

実はユンソクヨル大統領が所属する政党「国民の力」は野党であり、ユンソクヨル大統領が選挙戦に勝利したことで「ねじれ状態」になっています。

上記の図は、直近の韓国の議席数を示したものですが、現在与党は「共に民主党」で議席の6割を占めています。
ユンソクヨル大統領が所属する「国民の力」はその後他党を吸収して議席を伸ばしたものの、2022年5月時点で113議席しかありません。

したがって、ユンソクヨル大統領が理想を実現するために取り組む政策は国会で否決される可能性もあり、就任前に話していた日韓関係の改善は頓挫することも十分考えられます。
韓国では国会の解散がありませんので、次回の総選挙である2024年4月までは現在の「ねじれ状態」が継続することは確定的です。

以上の事実を踏まえると、ユンソクヨル大統領の就任が及ぼす日本への影響はそれほどないと考えられ、過度の期待は禁物であると言えます。

ユンソクヨル大統領が国民の心を打つ政策を行い現状の「ねじれ状態」を克服できるのか、隣国の日本も影響を受ける立場にありますので、動向が注目されていくのではないでしょうか。

ユンソクヨル大統領が親日である理由を調査した結果、日本とは深いつながりがあることが判明しました。
コチラにユンソクヨル大統領と日本の関係についてまとめた記事がありますので、ぜひご覧ください！

パククネ政権に見る事例：ユンソクヨル大統領による日本への好影響を期待するのは厳禁

ユンソクヨル大統領就任による日本への好影響を期待するのが厳禁であることは、パククネ政権を見ても明らかです。

パククネ大統領は就任当初から反日の大統領として知られていましたが、親日と見なされた発言をしたところ、窮地に追い込まれることになりました。
具体的な例を挙げると、韓国ではナンバー2にあたる首相を大統領が指名することになりますが、パククネ大統領の発言が原因で、指名を拒否される事態が発生しました。

もちろん当初からパククネ大統領は日本に対してネガティブな発言をしていたという点でユンソクヨル大統領と違いがありますが、韓国の「感情型」な動向はユンソクヨルの親日的な政策を受け入れない可能性は十分あり得ます。

したがって、親日のユンソクヨル大統領が就任したからと言って過度に日本への好影響を期待するのではなく、冷静に俯瞰するくらいがちょうどよいのかもしれません。

超美人なユンソクヨル夫人についての記事はいかがでしょうか？