玉川徹の炎上理由はなぜか(2022)｜”電通発言”は何が問題だったのか

テレビ朝日の「モーニングショー」でお馴染みの玉川徹さんが、2022年9月28日の放送で発したコメントが原因で大炎上していますが、なぜ批判にさらされているのか、その理由をまとめました。

ネットやSNS上で玉川徹さんが炎上している理由がイマイチわからない方こそ、本記事をご覧になってください。

玉川徹さんが何をしたのか、そして何が問題だったのかをこの後詳しく紹介していきます。

玉川徹の炎上理由はなぜか(2022)｜発言全文

まず、玉川徹さんの2022年9月28日の発言が炎上した理由を、端的に示すと次のようになります。

具体的な玉川徹さんの炎上した発言全文はコチラです。

まぁ、これこそが国葬の政治的意図だと思うんですよね

個人的な付き合いのあった人は、当然、悲しい思いを持って、その心情を吐露したのを見ればですね、同じ人間として胸に刺さる部分はあると思うんですよ。

しかし、たとえばこれが国葬じゃなくて、自民党、内閣葬だった場合に、テレビでこれだけ取り上げたり、また、この番組でもパネルで紹介したり、さっきのVTRを流したりしたかというと、なってないですよね。

つまり、国葬にしたからこそ、そういう風な部分を我々は見る形になる。僕も仕事上、見ざるを得ない。

国葬というものがありました。

あの時には、ああいう風な胸に刺さる言葉がありました。

そういう風な形で既成事実として残るんですよ。

これこそが国葬の意図なんですね。

だから、僕は、国葬自体がやっぱりない方がこの国にはいいんじゃないか。

これが政治的な意図だと思うから。

僕は演出側の人間ですからね。

テレビのディレクターをやってきましたから。

それはそういう風に作りますよ、当然ながら。

政治的意図がにおわないように、それは、制作者としては考えますよ。

当然、これ、電通が入ってますからね。

上記の発言をしたのが2022年9月28日で、翌29日には発言の訂正と謝罪を行った玉川徹さん。
このような一連の玉川徹さんの行動に、ネットやSNSでは大炎上となっています。

国葬で菅前総理が弔辞を述べた事に対し、 #テレ朝 の #玉川徹 氏が『電通が入っている』とコメント…

後から謝罪して撤回したが、信じられないくらいひどいね

もし議員が同じ様な事をしたら『議員辞職だ！』と騒ぐんだろ？
だったら自分はどうなんだ？

テレ朝も社員の不始末の責任取るべきでは？

— だいさん (@shf_272523) September 30, 2022

国葬で菅前総理が弔辞を述べた事に対し、 #テレ朝 の #玉川徹 氏が『電通が入っている』とコメント…

後から謝罪して撤回したが、信じられないくらいひどいね

もし議員が同じ様な事をしたら『議員辞職だ！』と騒ぐんだろ？
だったら自分はどうなんだ？

テレ朝も社員の不始末の責任取るべきでは？

— だいさん (@shf_272523) September 30, 2022

テレ朝は玉川氏の責任を追及して何らかの処分をしないといけないよな。
自民党にはいつもあれだけ厳しいのだから。
名誉棄損で訴えられても文句言えませんよ。#テレビ朝日#テレ朝 #玉川徹

— A successor to Abe’s will (@SuccessorAbe) September 30, 2022

玉川徹さんの発言が実際、何がNGだったのかは次でまとめていきます。

玉川徹の電通発言は何が問題だったのか

ここでは、玉川徹さんの「電通が入っている」「政治的意図がある」発言の何が問題だったのかを紹介していきます。

安倍晋三元総理の国葬はご存知のとおり、実施について賛否両論がありました。
玉川徹さんは、政府があえて”国葬”にすることによって、メディアが菅義偉元総理の感動的な弔辞を取り上げ、国民に「やっぱり国葬をやって良かった」と思わせるように仕向けた、ということを「政治的意図がある」と表現したと考えられます。

また、玉川徹さんが言う「電通が入っている」というのは、菅義偉元総理の弔辞が”電通で用意したもの”だった、という意味になります。

しかし、玉川徹さんの炎上発言の前日、しかも皮肉なことにテレビ朝日が行った単独インタビューで、菅義偉元総理は次のように話しています。

「しっかりしたあいさつをしたい」と考え、「一生懸命に資料集めから始めた」

テレ朝NEWSより

しかも、焼鳥屋で菅義偉元総理が安倍晋三元総理に総裁選出馬の説得をしたエピソードなど、外部の人間が用意した原稿と考えるにはあまりにも不自然な内容なのです。

つまり、玉川徹さんの炎上発言の何が問題だったのかというと、根拠のない憶測で元総理の弔辞を貶めたことが最大の問題点だったと言えます。

昨今オリンピックの汚職が次々と明らかになっている状況で、電通がその話題の中心にいますので、玉川徹さんにとっては「電通なら国葬にも入り込んでいるだろう」という一種の思い込みがあったのかもしれません。

しかし、実はテレビ朝日の売り上げの33%は電通であり、同社はテレビ朝日にとって大事なスポンサーの1つです。

玉川徹さんの炎上発言によって電通とテレビ朝日との関係がこじれる可能性もあり、確かに玉川徹さんだけの謝罪では済む問題ではないのかもしれません…

【まとめ】玉川徹の炎上理由はなぜか(2022)｜”電通発言”は何が問題だったのか

今回は玉川徹さんが2022年9月28日放送の「モーニングショー」で炎上した理由はなぜなのかをまとめました。

玉川徹さんは、菅義偉元総理の弔辞に対して「電通が入っている」、「政治的意図がある」と根拠もなく発言してしまったことが大炎上となってしまいました。

玉川徹さんが番組内で謝罪をしたことでテレビ朝日も手打ちにするつもりのようですが、電通や菅義偉元総理にとっては名誉毀損にも当たるような発言と言えます。

今後も大きな動きがある可能性がありますので、この玉川徹さんの炎上はしばらく注目が集まりそうです。